航空政策研究会・航空シンポ2008「これからの日本と・・・地域活性化、そして地方分権」
<<<航空政策研究会>>>【航空シンポジウム*如是我聞メモ】
日時:2008年12月8日(月)13:15~17:00
場所:経団連会館11F
主催:航空政策研究会
後援:経団連*経済同友会*東京商工会議所
テーマ<<<我が国の空港運営のあり方を考える>>>
開会挨拶:岡田清:航空政策研究会会長&成城大学名誉教授
昨今は、未曾有の厳しい状況が続いているが、今日のテーマに即して
下記のトリレンマが将に、その話題の中心をなす。
Ⅰ:国際金融『ドル本位制でもって、ドルがばら撒かれれば
当然の帰結として、ソブレニテイは下がる』
ベトナム戦争→サブプライムで破綻。
Ⅱ:航空規制緩和:1970年代から始まった規制緩和で、
Top Dog StrategyでBraniffが倒産。
日本にもMEGA航空会社が攻めてくるが、逆に弱体化し、
⇒今年2008年にNW/DLが合併。
Ⅲ:地方分権:地方分権を叫べば叫ぶほど中央集権になる。
地方の住み易さより、都会の喧騒にあこがれる。
経営はロバストネス(経営健全)でいくべき。
消費者優先すぎると経営は厳しくなる。
第一部:基調講演
「これからの日本と地域活性化、そして地方分権」
*増田寛也:前総務大臣・前内閣府特命担当大臣(地方分権)
参考URL
http://www.cao.jp/bunken-kaikaku/iinkai/kaisa/dai69/60gijishidai.html
http://www.mayors.or.jp/opinion/comment/201208comment.htm
第一部:基調講演
「これからの日本と地域活性化、そして地方分権」
*増田寛也:前総務大臣・前内閣府特命担当大臣(地方分権)
~価値観を同じにすると、当然「大」(中央)が勝つ~
これからは、地域の皆さんが、どういう価値観で行くかが
大切な時代。定年になってどういう価値観をもつかが大切。
方向性では、衆参両議院ともに、平成5年より、全会一致でスタート。
内容に関して、千差万別。
目的は、地方の活性化。
1.基本的な考え方
1-1。「地方政府」の確立。行政権とともに立法権も持つ。
地域にあった、暮らし易さの追求。
1-2.財源(税源)と組織(人)の地方委譲。従来はお金のみで、
人や組織を、委譲していなかった。
2.12月8日(月)に麻生内閣へ、地方分権改革推進委員会が
第二次勧告を提言する。
http://www.cao.jp/bunken-kaikaku/iinkai/kaisai/dai69
2-1.義務付け・枠付けの見直し。(一万項目)
2-2.出先機関改革(地方の国土交通省:工務局35000人削減)
3.今後の課題
3-1.職員の資質向上。
対立する利害の調整能力、政策発信能力等。
3-2.地方議会改革。(上記と同じ、二世議員が多く勤労者経験者少ない)
3-3.道州制との関係。
本来の道州制の制度ではなく、従来型温存のために道州制を唱える者達も・・
きしみが、税制やら、道路整備やら、様々出てきている。
それぞれの、身の丈にあった地域に住む者がアイデアや、
力を出せるようにしていくべきではないか。
限界集落も既に7000を超えている。
国税が使えないため、県費で賄うしかなかった。
第二部:パネルデスカッション
「我が国の空港運営のあり方を考える」
*Coordinator:塩見英治:中央大学経済学部教授/航空政策研究会理事
**Panelist:
*加藤一誠:日本大学経済学部教授/ーーー同ーーー
*田村明比古:国土交通省 大臣官房審議官(国際・国土計画担当)
*マリ・クリステーヌ:異文化コミュニケーター
*山野 啓:神戸市みなと総局 調査役(神戸空港の整備・運営に係わる)
纏めるのが困難なため、抜粋して関係ありそうな事を、
一部は空港をメインにすえて下記を要素にフレームを考える。
1.国交省の考える、アジアゲートウエイ構想。
2.空港法の改訂。
3.国内市場の変化、少子高齢化。地方分権・道州制。
4.あるべき空港論。健全経営。
5.使い易い空港。(アクセスの良い空港。駐車場等を含め)
6.赤字・黒字などの透明化を視点に。
パネリストのコメント
1.駐車場が高い。また、使い難い。オフリミットがあるのは何故?
2.海外空港に常備されている、PCアクセスポイントが無い。
3.ヘアサロンが無くなった。
4.BASIC AMENITYが少ない。
5.ATMが少ない。(税関エリアにも置いて欲しい)
6.入管・税関ともに、諸外国にくらべ高圧的で待たせて当たり前?
7.首都圏から遠い空港(NRT)なのだから、待ち時間20分な長い!
8.地方空港と羽田でピンセットの持ち込み不可・可があるのはおかしい。
9.空港が観光名所になれれば良い。空港の商品価値をたかめるべき。
(HNDの東急レストランは大人の風格有-デイトスポットであった。)
残念ながら、現在の空港はファミレス的で落ち着かない所が増えた。
10.YOKOSO JAPANやっているにもかかわらず、英語・ローマ字表記が
無さ過ぎる。公共交通は併記すべきでは?
JR Ticket他。案内板も地方に行くと、即無い。
11.米国ワシントンDCでは、空港行き専用の高速レーンがある。
HND/NRT行き高速も、時々閉鎖があり、間に合わない事あり。
12.プライベートJETが簡単に降りれない。(都市圏空港)
世界の金持ちが、気安い国に。安全で面白い国なのに、もったいない。
(人間への非関税障壁?)
有楽町のペニンシュラホテルは、ヘリポートを、将来に備え建築。
空港も、世界中のみんなに、使い易いシステムに。
日本が、アジアから取り残されていく・・・。
13.空港もバスステーション並に、利便性や、生活をしていけるように。
また、ライフラインになれるように。
1.神戸空港は第三種空港の扱い(地方管理空港)神戸は150万都市(300万)
伊丹空港は公共輸送圏(1000万人)
ロンドンの第三空港である、STANSTEDはLCC APOに特化し成功している。
首都圏に第二空港が無い事で、ネックになっている。
空港の利用者は一日1500人。新幹線の一列車分にすぎない。
また、特割が一万円から12000円へ値上げされ、利用者が大幅に減った。
開港時160万人がH19年は、半分の83万人。
朝夕に二便だけでは使い勝手が悪い。
2.初期投資が抑制された為、団体・カードラウンジ無し。
非航空収入が難しい。
3.空港の経済効果の定量測定できた事。
①.臨空タウン(PORT ISLAND)として企業誘致134社。
②.ホテルの稼働率5%アップ。
③.観光滞在人口9%アップ。
④.カーネーション他(淡路島産品)の販路拡大。
⑤.在住コンベンション協会活性化。
4.今後の課題。
①.多方面のネットワーク拡充。
②.利便性向上。(2010年の羽田枠拡大を期待)
③.地方・地方のリンクの時代かも?
④.港湾・道路は国税負担なのに、ハイジャック対策等は空港ビルと航空会社負担。
5.明確な地域経済効果を提示する必要あり。
1.能登空港の活用。市場感覚?防災救援センターになれる空港。
日常時の活用基点になれる。
2.航空の選択肢が少なすぎる。環境整備。
3.他のモードと比較して妥当性の取得。
4.空港が成り立ってゆくための、非航空収入確保。
千歳空港は、福岡空港に比べ、物販単価が高いのは、アクセスの良否による。
5.空港もトータルに制度設計必要あり。
質問者:
1・空港も総合モードの中で、考えるべき。
例)航空と新幹線、利便性が良い方を選ぶだけ。
2.TJV(仏)があるため、2時間30分以内の、空港間に関しては補助金出さない。
しかし、ヨーロッパは、着陸料は無料に近い。
とりあえず、聞き取れた部分のみのメモです。
みなさんの、参考になれば幸いです。
将に、価値観は、自分で作っていかなければ、
みんな、一緒は、みんなドボンになりますね。
また、さまざまに、どうしてと、考えていけば、
解決策は、必ず見つかると思います。
摩訶不思議テオ拝
- by 摩訶不思議
- at 15:18
2008年12月29日
