ツーリズムサミット2008【如是我聞メモ】~地方を元気に~
観光立国推進リレイシンポジウム
~ツーリズムサミット2008~
ツーリズムが地方を元気にする「農山漁村とツーリズム」
日時:平成20年12月3日(水)15:00~18:10
場所:東京プリンスホテル・プロビデンスホール
内容:概要
1.開会・主催者挨拶:日本ツーリズム産業連合会(TIJ)会長:船山龍二氏
2.来賓ご挨拶:
2-1.国土交通副大臣・加納時男氏
ポイント:経済・文化交流は勿論の事、第三の効果:平和を強調したい。
民間交流により、平和が築いていける。
(昔、息子当時5歳が米国の友人を家族で、訪問した折、日米戦っても、友人は撃たないと。また、
英語を、勉強したい。高校生になってからは、NASAJET推進研究所・カリフォルニア工科大学他等を
訪ね、プレゼンや大学教授や研究員の方々と交流を多いに楽しんだようだ。)
2-2.経団連・観光委員長:大塚陸毅氏
ポイント:
①困難な時期だから、布石を打つ必要あり。また、『観光の市民権』を獲得していこう。
②グローバリズムの真骨頂は、金融・資本だけでなく、人の交流こそ必要*民間外交。
⇒世界の中の日本のプレゼンスを高める。⇔地域活性化へ繋げて行こう。
3.『ワンウイークバカンス』
旅行プランコンテス400字提案:300通余りの提案の中から選出。
4.シンポ第一部:基調講演:
『農山漁村を旅する~日本地方の魅力とは~』作家:立松和平氏
詳細(如是我聞メモ:別途)
5.シンポ第二部:農山漁村の活性化とツーリズム
ファイシリテイター:横浜商科大学教授:羽田耕治氏
セミナー1:農村における取り組み:長野県飯山市の事例報告
『長野県飯山市・森の家ー住民と共に体験プログラムから自然再生まで』
セミナー2:山村における取り組み
『国際森林認証(FSC)-持続的な林業経営が来訪者をひきつける』
セミナー3:漁村における取り組み
『通過型観光地から滞在型(着地型)観光地への転換ー漁業を土台にした番屋エコツーリズム誕生へ』
<<<如是我聞メモ>>>
基調講演:立松和平氏『農山漁村を旅する~日本の地方の魅力とは』
1.古寺(当初発想)⇒『古事の森』植林活動。(1)*
先日に沖縄から、戻ってきた所。理由は、植林活動。
沖縄に古くからあった、犬槙が、最近はなくなった。首里城の近くに植林してきた。
彼は、毎年奈良法隆寺で正月お籠り(声明をして、一週間)恒例でやっている。13年になる。
注)400年不抜の森、林野庁と立松和平氏が始めた活動。
2.原点は古寺修理が出来なくなるのでは
法隆寺も元禄の大修理から、昭和の大修理をやって、現存する最古の木造建築。
使用するのは、1300年の樹齢の檜を使うが、日本には無くなっている。
また、芯柱は樹齢2500年の柱を使用する。
3.沖縄のヤンバルの山の近くの子供さえ、山で遊んだことが無い。
「古事の森」は絵本にも、教科書にも載っている。
その作家と、一緒に木を植え、森で遊ぶ。
その体験は、身体で感動し、汗を流す喜びをしる。
4.彼のツーリズムの基本は、来訪神(マレビト:旅人)福・災役をもたらすが
『良きマレビトたれ!』でやって来た。
将に、グリーンツーリズムは、お互いが良くなる旅である。
彼は、若い時から、旅人で、野宿して来た。
自称(立松和平語):沖縄の泊港は、:ハーバーライトホテル・
公園:Park Hotel・駅:Station Hotel・公民館:City Hall Hotel等。
6.此の他:足尾鉱毒事件の所へ植林している。
田中正造(M40)国会で「治水・治山が国の基本」に対して山縣有明等は、意味不明答弁不能。
13年前は、下野新聞で呼びかけ、苗と手弁当と、参加料(寄付)1000円持参で120人だったが、
最近は、1500人参加のため、土日にわけて、実施している。
(4月の最後の土・日:遅咲きの山桜咲く頃)
初参加の子供7歳が20歳になり、紅葉する山に変わった。
日光市の町興し・環境問題教育に活用。(修学旅行・労働組合のバス旅行⇒年間5000人訪問へ)
「自分の心に木を植えよう」(貧者の一灯運動です)⇒心に植えた木は枯れない。
7.知床の元駅亭の山小屋を持つことになり、
①一週間滞在のうち、三日間は地域住民の方々と交流。
ポイント、自然を守るのは、第一次産業。(農業・林業・漁業)と観光。
畑や森を守ろう。
②知床ジャーニー:年間150万人になった。(13年近くのお付き合い)
農民(有機野菜)・漁民⇔ホテル
何故、美味しい地元産品が、地元で食べられない?
⇒地産地元消費へ。注文販売:相互互恵的な運営形態へ。
③神社復興のお手伝い
神社が無くなって久しい、何とか復興できないか?
友人(坊さん)に依頼すると、毘沙門天を祭る寺だから、
毘沙門天の分霊をしてくれた。⇒毘沙門天堂を建立。
法隆寺の多聞天(日本最古)のご縁で、法隆寺管長が例祭に参加。
毘沙門天=多聞天(北東の守り神=知床はふさわしい)
京都の友人のお寺も参加(金閣・銀閣寺・清水寺)や奈良の中宮寺のご門跡までも。
それから、観音堂(多聞天の仮仏)や聖徳太子堂の建立がなされた。
~スローな宗教心が、伝播し、例祭などを活発にしていく。~
友人の宗次郎もオカリナ演奏で参加してくれたり・・・
④番屋での、漁業の航路安全の祈願もなされ、地元漁師からの大盛りのお供え物が、供される。
立松和平氏の「良きマレビト(客人)たらん」良い方向に展開された。
=第二部:農村・山村・漁村の活性化とツーリズムに続く=
ツーリズムが農村・山村・漁村を元気にする
第二部:
1.ファイシリィテイター:横浜商科大学教授:羽田耕治氏
観光の変遷
①:もぎ取り観光(S30~S40年代・周遊観光)
②:農林水産物販売所:立ち寄り観光
③:農林漁村の自然・産業・生活文化を活かし、
滞在型・着地型観光へ。
2.事例研究
2-1.農村・森林型:長野県飯山市「森の家」を一つの核。
59校修学旅行で訪問の実績(京都・奈良目的地から誘致)
人口25000人が現在1000人減の人口になった。豪雪地帯。
現在四箇所のスキー場。
「信州365日:野遊びメニュー」
① 核になる市民スタッフを240人育成。
② 地域の森を守り、トレッキングルートを80KM整備。
(国交省と市民ボランテア+新潟県)
③森林セラピーを実証された。森を核とする遊び。
④古寺再生:市民ボランテア。等・・・
おばあちゃんの力も活用。郷土料理など、伝統的食事などへ。
ファーストフードへの対抗。⇒スローフードの良さ。
『食の風土記』S30年代の生活。
適材・適量(従来の口伝)の材料を若い人にもわかる
レシピ集へ纏めたり、実習会等開催。
味噌作り・豆腐作り。おばあちゃんがデモして、
プレゼンターが説明役。
⑤「味宝来飯山」弁当・お惣菜の店を核。
=====市民の意識が変わった。
(人が来て、生きていける。観光があって生きていける認識の共有)
『里をつまみにいっぺかな』
市民の健康⇒トレッキングセラピー(森林セラピー)
外からきた観光客も暖かく受け入れる環境醸成。
⇒『良いところにすんでいるね~』
ーーー農林資源も観光資源。(意識を上げる事は良い事。)
~~~着地型のビジネス養成。
2-2.林業も森の観光業へ。
速水林業の場合。国際森林認証(FSC)
ヘルシンキで、森林のオーナー会議(世界取引量のシェア50%の集まり)
FSC森林認証取得(先住民・環境・ユーザー・動物圏の保護など)
場所は三重県・紀北町(尾鷲林業300年の伝統)日本最高多雨地帯・急峻な山々。
①アルフレートメラーから、『最も美しき森は最も収穫多き森:恒続林思想』を
直接聞いた。
②木を育てるだけではなく、観光他でも集える地域にしないと・・・。
③木を使いながら、森を守る。現在地球の30%が森林。
但し、1秒にサッカー場一枚が消え続けている。
④先代から、「檜は、雑木を大切にしろ、光を届ける。」⇒植物が育つ。
⑤ビジターの現在の人数は、森林は1000人/年間*山林広場は3000人/年間。
林業から見た、ツーリズムとは?
かっては、観光=Sight Seeing
体験観光=Tourism
森を扱う・知る=Eco & Green Tourism
大田賀山林を「山と尾鷲ひのきの博物館」に併せて、行事を。
River Trecking:海・山・川・歴史体験
炭焼き体験・湖畔民宿等。
森林の素晴らしさを、中から体験する。
林業者は情報発信や対話が苦手。都会の利便性を森林生活に求められても?
観光業者には、地域に対するアイデアの提供。森の観光に求められるモノは?
2-3.漁村における観光の展開
宮城県田野畑村:人口4200人。1400世帯。
観光立村を目指して、平成10年から活動。
①海岸線はJTBから特A級のお墨付き。風光明媚。
当初は、通過型の観光がメイン。
滞在型、滞在時間の拡大工夫。
②H18年通産省来世に残したい、100選に漁師番屋が選ばれる。
一時間でも多く、滞在してもらう。
③サッパ(笹葉舟)船観光。もともと漁師舟による海岸線観光。
12000人/年間。サッパ船観光ガイド料
(H16年32万円/一人⇒H19年120万円/一人)
===「海」の開放。⇒観光利用への規制緩和。(海上保安庁の指導)
⇒独占思考の緩和。
漁業から「海」業へ。
通過型観光+体験型プラン⇒滞在型観光。
H16年~H18年からパッケージ事業(通産省)
組織の強化⇒商品力の向上⇒営業とツアー商品の造成
⇒告知広告(パビリシテイ利用)
ガイド手法を学んだ住民(漁師)インストラクターが生き様を
生き生き語るのは、五感を通じて伝わる。
(無償ボランテアではなく、有償だから真剣)
以上。
簡単に、まとめてみました。
詳細は、関連URLで確認して下さい。
- by 摩訶不思議
- at 15:01
2008年12月29日

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