祝・九天玄氣組の事務所開き
じゃじゃーん。九天玄氣組に念願のアジトができました。
福岡市の南区にある小さなワンルームマンションだけど、ここにはたくさんの玄氣が渦巻きそうな予感です!
6月2日の月曜日。遠くは熊本市からとるともさん、北九州市戸畑区から多香洲さん、福岡市西区元岡からヨシムラさん、姪浜からシラカミさん、南区からタカノさんと、各方面から平日にも関わらず駆けつけてくれました。東京から般若もかけつける予定でしたが、体調不良で欠席(残念!)。事務所開設を聞きつけた方々からもお電話でお祝いの言葉をいただきました。皆さん、ありがとう!
しかし、当日になっても部屋は片付いちゃいない、ということで‥‥
PM1:00頃
まずはお昼のお弁当を食べて、部屋のお片付け。段ボールに入っていた本棚を組み立て、中に本を配置し、荷物を移動。結構な作業ですが、4、5人もいると早い早い。きっと私一人だと途中で放棄してしまうだろう組み立て作業も、あっと言う間です♪
PM2:00頃
家から運び入れた本を本棚に収めていきます。思い出すのは3年前、青山ブックセンター福岡店の本棚ジャック企画です(九天玄氣組プロデュースの「千夜千冊の九州展」)。中央に「松岡正剛千夜千冊」を置き、その上には九天玄氣組の黒ひょうたんを置く(ひょうたんの匂いがきつくなっていたが…)。ひとつひとつ配置するごとに、拍手がおこります。念願の本棚ですもの、ちょいと目頭熱くなります。
どんな本棚が出来上がったのかって? それは来なくちゃわからん、わからん。ひっひっひ…
PM4:00頃
落ち着いた頃はすでに夕刻、「では、そろそろ」と、とるとも夫妻による大祓の祝詞がはじまりました。といっても、とるともさんは神職ではありません(近いかもしれないが)。なのに祝詞を上げるようになったのは、きしとるさんの言霊には定評があり、上棟祭の折に依頼されることもあるほどとのこと。今日はそのためにわざわざ熊本から高速バスに乗ってやってきてくださったんです。感謝。
しかし、ワンルームマンションに神棚などあるはずもない。そんなことは見越して、とるとも夫妻は押入れの棚を利用して即席神棚を手際よく設営していくではないですか(なんと千夜千冊全集の段ボールが社となりました〜)。榊、日本酒、天日塩、玄米、ミニグラスをわざわざ持参してくださっていたんですね。
「部屋には前に住んでいた方の念が残っているものです。この念を祓い、浄めるための大祓の祝詞を奏上いたします。そのあとにクミチョーにひとこと戴いて、一本締めをします」
言霊には清浄の力がある。意味を追うより、音を体で感じるように…というアドバイスを受け、とるとも夫妻よる祝詞がはじまります。
「高天原に神留り坐す‥」
とるともさんの声が部屋中に響き渡ると、一瞬にして凛とした空気になります。とるともさんの祝詞の響きを体に通過させていると、よどんだ体内の気が浄化されているような気に。そのうち、ともさんの声が微かにふるえだしてもいました。祝詞のあと「特別になにかが‥というわけではないけど、なんだかとてもうれしい感情がこみ上げてきて…」とおっしゃっていた。お二人による祝詞奏上は絶妙なハモリングを起こしていました。トランスに入るような感覚を覚えたのは、そのせいかもしれません。
そのあと一本締めをし、部屋のそれぞれの角に向って柏手を打って終了です。正味10分でしたが、言葉のもつ音の響きに身を委ねること、なにより礼節の大切さを実感しました。いかに日頃、礼節を欠いているかということです。今日を起点として改めます…。
(事前に神社庁にこの場所がどの神社の管轄かを調べてくださってもいました。住吉神社の管轄だそうで、翌日早速、参拝いたしました)
ところで、部屋には3つの本棚が聳えています。棚の中央には真っ赤な「松岡正剛千夜千冊」が鎮座、オブジェマガジン「遊」、「アードジャパネスク」「全宇宙誌」の貴重本をはじめ、校長直筆入りの黒瓢箪「壷中九天」、「自然学曼陀羅」から現在までに発行された著書、千夜千冊に取り上げられた本、九州に関する本、資料が並んでいて、なかなか壮観です(でもまだまだ足りません。ぜひ持ち寄っていただきたい)。
この場所は、九天玄氣組のアジトとしてはもちろん、松岡正剛の編集工学をOSとする九州の情報編集の拠点としてこれから機能します。九天玄氣組の組員をはじめ編集学校関係者、九州のセイゴオファンにとっても格別の空間ともなるはず。ぜひ、機会を見つけて遊びに来て下さいな。
これで場は確保した。ここでどんな編集をしていこうか。ふっふっふ…
最後に、九天玄氣組の皆には伝えていることだけど、場所がいかに大切かーー。田中優子さんの著書『江戸はネットワーク』(平凡社ライブラリー)に掲載されている校長の解説文から、下記を引用します。
◆そもそも文化というものは「場」がなければ生まれない。
◆そういう場は、たいてい「席」を生む。席があれば、その席に人が来る。登場人物がやってくる。出入りする。去来する。
◆おもしろい人物たちというのは、趣向あるいは世界を同じうする連中のことである。その「趣向」は大きくなくていい。「世界」も手がとどくくらいでいい。
◆メンバーシップをもった連中が、その趣向と世界を切磋琢磨するためのルールを作り出した。ルールは多少は面倒なくらいのほうがよかった。
◆江戸のネットワークの「連」では、それぞれの人物が手ずからコンテンツを作っている。その作っている場面そのものも共有しあった、狂歌や川柳の送受は「場」のなかでおこっていて、互いの手続きを含めてのコンテンツだったのだ。方法と内容が分離されていなかったのだ。
「場」が「席」をつくり、人を「出入り」させる。そこで「連」が生まれ、「手続き」によって新たな文化が育まれる。しかも「礼節」こそ、欠かせない。
さあ、これから編集装置としての「場」をつくろうゼ!
- by めろん組長
- at 16:25
2008年06月03日

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