成熟社会と航空の展開(2月度航空政策研究会)講演メモ

1.日時:2008年2月28日09:00~10:35
2.場所:経団連会館10F
3.講演者:サントリー次世代研究所
     (1989年不易流行研究所設立メンバー)
      部長佐藤友美子氏・観光懇談会審議委員
4.解題:現在は成熟社会(5年以上研究している)
  ①高度消費社会であるが、「幸福感」が無い。
  ②ソフト:教育・学校
    *お金だけ全て得られる。
    *医者なのに生物を学ばない?
    *Monster Parent
    *暴走老人
    *個人が未熟でも金さえあれば、様々享受できる。

  ③不易流行:生活の楽しみを知る世代。
  ④次世代研究所で最近出した研究結果の例
    *いま「食べる」を問う。~本能と文化の視点~
     食の安全問題など。中国の食品輸入問題?
    *「あなたの知らない妻がいる」
    *「U35世代」~僕と仕事とビミョウな関係~
  ⑤世代の気分~世代研究から、旅行研究へ~
    世代により、好みが異なる。
  *極端な例でいえば、
    60代の大学教授:日本人にリゾートはありえない。
    非日常の旅行は「ハレ」のモノ=オペラ・レストラン
  *勤勉・実直世代ー戦前・戦中生まれ
   大変な時代に生まれ、育つ。我慢と節約が大事。男性は会社人間、
   女性は良妻賢母。プロの主婦。子供にはリスク回避助言。
   灰色の青春と薔薇色の老後。夫婦二人の時間を慈しむ。
  *走り続ける世代ー昭和20年代(1945-1954)
  -外国航空会社による日本国内の定期航路開設・日本航空設立
   東京国際空港誕生
    生まれた時から、競争社会。頑張るのが好きな世代。
    議論好きのの永久若者。理想と現実のギャップ。
    男性は企業戦士。妻に不満が残る。
  *ワンランクアップ世代ー昭和30年代(1955-1964)
  -4空港の航空管制を米空軍か日本へ・ジェット機発就航・
   海外旅行自由化・空港のジェット化ー
    バブル期を謳歌。我慢するより自分らしく。ブランド好き。
    J-クラス・エステ・差別化世代。はなこ世代。
  *堅実・安定志向世代ー昭和40年代前半(1965-1969)
  -JALパックの募集開始・日航の世界一周線開始・海外旅行出超
   海外外貨持出制限緩和ー
    親や社会が作ってくれたレールの上を賢く歩む。
    マニュアル愛用。私生活重視のマイペース。仕事は着実。
  *体感なきデジタル世代ー昭和40年代後半(1970-1974)
  -ジャンボジェット・万博開催・ウイークエンドハワイ旅行
   沖縄返還・海外渡航100万人ー
   遊びはファミコン、買い物はコンビニ。溢れる情報を自由に選択
   「理解ある」団塊世代の親とは友達関係。自然体が好きな頑張り
   過ぎないご隠居志向。体験の無さに飢餓感も。
  *ロストプロセス世代ー昭和50年代(1975-1984)
  -200万人海外旅行時代・成田開港・海外旅行400万人・
   高校生に留学熱・修学旅行海外にー
   子供時代にいじめを体験。携帯パソコンがcommunication tool
   情報の細分化とグループ内同質化。互いを否定しない関係が大事
   自在にモードを切り替え。
  -昭和60年代 日本航空民営化・日欧ノンストップ便増発・
   サービス合戦激化
  -平成~海外旅行のツアー離れ・関西空港開港・不況で安近短の
   旅行増加・多様化。
 ⑥これからは、共生と自立=共立の時代
   *行政+企業+市民(NPOなど)
   信頼関係の構築・生活の質が高まる。
   共立(自立を超えた)のデザイン研究会       
 ~社会の閉塞を打破⇒出来ることを持ち寄る←個人のニーズ~

****詳しくは、次世代研究所のHP参照下さい***
http://www.suntory.co.jp/culture-sports/jisedai

2008年03月16日

trackbacks

trackbackURL:

comments

comment form

当サイトへのコメントは、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。
掲載まで時間がかかる場合がありますが、再度コメントを投稿する必要はありません。
また不適切と判断された場合には、掲載が停止・削除されることがあります。

comment form